本文へスキップ





 

統計

相続等に関する統計情報について説明致します。


遺産分割事件の統計

<全体の件数>
 令和元年度の司法統計では、全国で12785件の遺産分割事件があり、認容や調停成立が7284件、審判が3073件、取下げ2210件などとなっています。
 東京高裁管轄内では、総数1522件で、調停成立が759件、審判が331件、取下げが296件などとなっています。
 およそ、半数の事件が調停における協議によって解決しています。

<特別受益・寄与分の考慮割合>
 認容や調停成立となった事件のうち、特別受益分が考慮された割合は、わずかに622件(8.54%)であり、その他は、考慮なしか不詳となっています。
 また、同様に寄与分の定めのあった事件数は、136件(1.87%)であり、寄与分の遺産価格に占める割合は、その半数が10%以下となっています。
 特別受益や寄与分が認められる場合は、限定的であることが統計上の数字からも明らかです。
 
 
  
 

相続・遺言 法律相談

弁護士馬場伸城
弁護士 馬場伸城
第一東京弁護士会所属
日本建築学会正会員
日本障害法学会正会員

〒103-0027
東京都中央区日本橋
2丁目2番2号

マルヒロ日本橋ビル6
久米法律事務所

TEL 03-3271-7222
FAX 03-5834-8905